as it is

そのままで

好きな動物 

 

ナマケモノです。

この自我が芽生えたのは小学生の時で、それまではキリンと答えていたような気がします。ナマケモノという生き物を知ったときは衝撃でした。好きな理由はみんなが犬や猫と答える中で唯一誰とも被らない動物だったというのと、ずっと寝ていられる生き物が好きで、コアラやパンダもいいけどナマケモノは動きも遅いからです。しかも極端に。良くないですか?次元にとらわれないあの速さ。あのゆるさ。なんとも言えないあの表情も好きです。遅すぎて地面に降りたら即肉食動物に襲われてしまうとか。(調べたらどうやら週に一度排泄のために地上に降りるらしい)

ズートピア、なんとナマケモノが登場するんですよね。あれは本当にテンションが上がりました。あそこにナマケモノを持ってくるという発想はナマケモノの良さを知らないとできないんじゃないか、、しかもあのラストもたまらないです。そこのシーンを見て欲しいだけにこの映画をオススメしてもいいくらい。動物系のアニメって王道の動物しか出てこない気がするんですけどどうでしょうか。(ディズニーやピクサー、ブルースカイスタジオ、ドリームワークス等々3Dアニメーションが好きでよく観ます)かっこいいライオン、群がることがもはやブランドのシマウマ、スタイリッシュな見た目と可愛い顔を持ち合わせながら実は強いキリン、大きさが武器のぞう、身近な生き物だと、完全に癒し系の犬、ゆるく生きることへの意思は強いネコ、小柄なだけじゃない可愛さのハムスター、キングオブ水槽の金魚、、地球で生きている以上弱肉強食のサイクルは覆せないわけで、ペットだったり動物園だったり水族館だったり、本来の動物の生態系ではないのが少しモヤモヤする時もあります。でも人間に生まれてきた運命なのでペットを飼ったこともあるし、動物園、水族館は好きです。心のどこかでいつも本来の生きる場所へ返して欲しいなと思うことも多々あるんですけど。うまく共存していきたい。(なんの話)

ナマケモノは好きなのですが正直、大して知識はありません。でも小学生のときにナマケモノの絵を描こうとして想像以上に難しかったのだけは覚えています。顔がどこからどう出てるのかわからなかったし、顔の模様もなんだか複雑だった気が。どうやっても木々の間の枝にぶら下がってる図しか思いつかないので(当時も今も)この後少し調べて見て描く練習もしようかな。

まあそんな感じです。賢くもないのにちょっと小難しそうなことを考えたり書いたりしていると気持ちがそっちにつられて暗くなってしまうときもあって。他人の人生が簡単に覗き見できる世界は早く終わりを迎えて欲しいなと思う今日この頃です。あまり深く考えずに楽しく生きたいので今日はナマケモノのことを考えて寝ます。少し前まで好きなことが何もなくて本当に平坦で無機質な繰り返しだけの毎日を送っていたけど、気持ちが曇ってきたときに自分で少しでも晴れ間を見せられるような力はほんの少しですがついてきました。雨が降りそうな時はじゃんじゃん降らせればいいし、晴れにしたいときは世の中の正しさに捉われず本能のままに好きなことをすればいいし、逃げても負けてもいいし、、正解なんてないので自分に与えられた時間をいかに楽しく過ごすかが人生の質なのかな〜と考えたりしています。

でも生まれ変わったらナマケモノになりたい。それか猫。もしくは鳥。

 

 

03072019

 

ざんわ